刺しゅうPRO でマリオのワッペン
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新年、あけましておめでとうございます。
今年も大隅ブラザーをよろしくお願いいたします。
本日が 2018 年初商。
年末年始のお休み中、今日を待っていだいたお客さま方々のご来店でなにかとあわただしい一日でしたが、
そのあいまをぬってチャットワークでの刺しゅうPRO 講習となりました。
題材は云わずと知れたあのマリオ。
こういう版権ものは取扱注意!
ネットオークションなどにはほとんど興味ない大隅ブラザーですが、
版権キャラクターをワッペンにしたものなど、
以前はけっこう出品されていたと聞いています。
権利者に無断で勝手に売ったり買ったりしちゃダメよ。
だけど、自分用に作るぶんには楽しいし勉強になるからどんどんチャレンジするといい。
もともと刺しゅう向きに設計されていないキャラクターを刺しゅう化するのは、
一般に思われているほど簡単じゃない。
「雰囲気」はすぐにできるんですが、
「きれいに」「かっこよく」作ろうとするといくらでもハードルは上げられるのでね。
自分の技量と相談しながら作り込んでいけばいいのです。
「お金になる刺しゅうデータを早く作ることができる」はプロの技。
でも、そうでないアマチュアの方は「時間をたっぷりかけて作り込む」その過程を楽しんでほしいな。
好きなお茶でも味わいながらじっくりミステリを読み進めていく。
そんな気分で。
いかにシンプルでいて複雑なデータを作るか。
渡り糸や糸切り回数をいかに減らすか。
見てきれい、ふれて気持ちいい縫製面をどう作るか。
最近、minnne などで活躍している人気のミシン刺しゅう作家さんは、
「いかに早く刺しゅうデータ化するか」ということをそれほど重視してないんじゃないかな。
慣れてくれば勝手にいくらでも早くなる。
それより「どうすれば質感の高い刺しゅうに仕上がるか」という一念において、
プロをも凌駕するプロ根性を見せてくれたりする。
当店のお客さまにそんな職人気質を見かけたりすると、大隅ブラザーはとてもうれしい。
そういう方々をサポートできてほんとにうれしいのです。
上記のマリオもいちおう形にはなっていますが、
このくらいはまあ、いまどきのミシン専門店なら講習できると思います。
ここからどう作り込んでいくか、を教えるのが大隅ブラザーの腕の見せどころ。
近ごろのお客さまはアーティステックな方も多く、
当店に遠方から刺しゅうミシンを買いにこられるお客さまはたいていが「プロ志向」。
ワークショップの最中、こちらも緊張することが増えてきましたが(笑)、
一緒に壁を乗り越えていける感覚がやっぱり楽しいんですね。
いつも。
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